何らかの形式の更新、削除、または挿入操作(MERGEリクエストによって実行される挿入および更新操作を含む)を行なう必要のあるユーザーは、削除、挿入、マージまたは更新リクエストで読み取られるすべての列に対して、そのユーザーが値を読み取るためのSELECT権限を所持している必要があります。
INSERT文については、自身に対して実行されるINSERT … SELECT文によってテーブル自体が再帰的に拡大する場合のみ、SELECT権限が必要になります。
更新、削除または挿入先の列がUDT型の場合、そのUDTに対するUDTUSAGEまたはUDTTYPE権限も必要となります。
ユーザーがビューを通して行を削除すると、ビューで定義されていない列内のデータ(場合によっては企業にとって重要なデータ)が誤って削除されてしまう可能性があるため、ビューを通して削除を行なう権限の付与には注意が必要です。