前提条件この手順を開始する前に、次の操作を行ないます。
- common.IT.properties.jsonファイルおよびnode.IT.propeties.jsonファイルで説明されているように、プロパティ ファイル内のすべての必要な値が存在し、正しい形式になっていることを確認します。
- Vantageライセンス情報の取得で説明されている手順を完了します。
この手順には、構築サイトがhttps://slem.teradata.com/emsにアクセスできる必要があります。サイトがインターネットにアクセスできない場合は、インターネットアクセスのないサイトのTeradata Vantage on VMwareの構築を参照してください。
- VMware vSphere PowerCLIシェル バージョン5.5以降を開きます。
- Teradata Vantage on VMware構築実行可能ファイルを含むディレクトリ(C:\mylocation\Teradata_Deployer\)に移動します。
- (オプション)トラブルシューティングの目的で、common.IT.properties.jsonおよびnode.IT.properties.jsonプロパティ ファイルのコピーを作成し、構築するシステムに応じてラベル付けしてから保存します。
- 最初にVMの構築に使用したプロパティ ファイルを使用して、tdc.deploy.exeを実行します。
- プロンプトで、vCenterのIP addressまたはFQDNを入力します。
- プロンプトでdeployと入力し、[Enter]を押します。
- 共通プロパティ ファイルを選択し、[Enter]を押します。
- ノード プロパティ ファイルを選択し、[Enter]を押します。
実行可能ファイルによってvCenter Serverに接続され、プロパティ ファイル内の情報が検証されます。検証が成功すると、実行可能ファイルは選択されたテンプレートを構築し、プロパティ ファイル内の値に基づいてVMを構成します。 - 実行中のスクリプトが無効であることを警告するメッセージが表示された場合は、実行権限を設定してから、次の手順を続行する必要があります。PowerCLI要件を参照してください。
- PowerCLI端末から、deployと入力します。この状態(コマンド)で実行されるアクションの説明については、Teradata Vantage on VMwareのPowerCLIコマンドを参照してください。
- 情報を確認し、次のいずれかを実行します。
- 正しい場合は、yを押します。
- 情報が正しくない場合は、プロパティ ファイルを編集して、構築実行可能ファイルを再実行します。
エラーがない場合は、VMが構築されます。構築実行可能ファイルは再入可能です。つまり、エラーが発生した場合、エラーは修正可能で、実行可能ファイルはすべての状態を再度実行します。アクションは必要に応じてのみ行なわれます。
次のタスクVMの構築後、構築の検証の該当する手順を実行します。