インターネットアクセスのないサイトのライセンスの取り消し

構築サイトがWebベースのTeradata EMSサーバーにアクセスできる場合、ライセンス情報はサイトとサーバー間で自動的にインターネット経由で渡されます。サイトがインターネットにアクセスできない場合は、この手順を使用して、2つの場所の間でライセンス情報を手動で伝えます。

一部の手順では、インターネットへのアクセスとTeradata EMSサーバーへのアクセスが可能なデバイスが必要です。

VMware vSphere PowerCLIシェルバージョン5.5以降を開きます。
Teradata Vantage on VMware構築実行可能ファイルを含むディレクトリ(C:\mylocation\Teradata_Deployer\)に移動します。
tdc.deploy.exeを実行し、値プロンプトへの回答を提供します。
プロンプトでrevoke_licenseと入力し、[Enter]を押します。
1. 共通プロパティファイルを選択し、[Enter]を押します。
2. ノードプロパティファイルを選択し、[Enter]を押します。
メッセージが表示されたら、ターゲットシステムのrootパスワードを入力し、次のプロンプトでYと入力します。
```
Revocation of Vantage License!
Are you sure this is what you want to do?
[Y] Yes [N] No [?] Help (default is "N"): Y
```

EMSサーバーへの接続に失敗した場合、次の警告が画面に表示されたらYと入力します。

Failed connecting to the given Teradata EMS Server: https://slem.teradata.com/ems
Warning: Failed connecting to the Teradata EMS Server. Is this a non-internet connected site deployment?
[Y] Yes  [N] No  [?] Help (default is "N"):

後の手順で使用するためにPowerCLI端末に表示されるシステムの詳細から、次の値を記録します。

Package Type (パッケージタイプ)
Client 1 Info (クライアント1情報)
Teradata EMSサーバー上のLocking Code(ロックコード)と同じです。
Teradata EMSサーバーで取り消しリクエストを作成した後に権限チケットが配置されるディレクトリ(C:\mylocation\Teradata_Deployer\telm)。

Info: For a non-internet connected site you will need the following information to generate a permission ticket from https://slem.teradata.com/ecp
-----System Details----
EntitlementId: 9e883e15-98ea-4e56-9f8b-1e52f5d1cd0b
Package Type: VMware Enterprise 1 Years
Client 1 Info:   *1V22Q9WDDXM98QX

Info: After the permission ticket has been generated,
place the permission ticket file (permissionTicket) in the following directory:
C:\mylocation\Teradata_Deployer\telm
then re-run tdc.deploy.exe.

インターネットにアクセスできるデバイスを使用して、Teradata EMSサーバーにログインします。
URLはhttps://slem.teradata.com/ecpです。
取り消しリクエストを作成し、権限チケットをダウンロードします。
1. Activations(有効化)をクリックして構築します。
2. 取り消しを行なう有効化のRevoke(取り消す)をクリックします。
  有効化のLocking Code(ロックコード)とPackage Type (パッケージタイプ)の値が、構築サイトのClient 1 Info (クライアント1情報)とPackage Type (パッケージタイプ)の値と一致していることを確認します。
3. Download Permission Ticket(権限チケットのダウンロード)タブで、Download(ダウンロード)をクリックしてファイルをダウンロードします。
  構築サイトでpermissionTicketファイルを使用します。
構築サイトに戻り、permissionTicketファイルをtelmディレクトリ(C:\mylocation\Teradata_Deployer\telm)に配置します。
VMの構築に最初に使用したプロパティファイルを使用して、tdc.deploy.exeを実行します。
プロンプトでrevoke_licenseと入力し、[Enter]を押します。
1. 共通プロパティファイルを選択し、[Enter]を押します。
2. ノードプロパティファイルを選択し、[Enter]を押します。
メッセージが表示されたら、ターゲットシステムのrootパスワードを入力し、次のプロンプトでYと入力します。
```
Revocation of Vantage License!
Are you sure this is what you want to do?
[Y] Yes [N] No [?] Help (default is "N"):  
```

Teradata EMSサーバーへの接続に失敗した場合は、次の出力が画面に表示されたときにYと入力します。

Failed connecting to the given Teradata EMS Server: https://slem.teradata.com/ems
Warning: Failed connecting to the Teradata EMS Server. Is this a non-internet connected site deployment? 
[Y] Yes [N] No [?] Help (default is "N"): Y

次の情報が画面に表示されます。

Info: Permission Ticket found. Continuing License Revocation for non-internet connected site.
Info: Revocation has completed. Please upload your revocation ticket to https://slem.teradata.com/ecp to have your license re-credited.
License revocation succeeds!

取り消し証明ファイル(revocationProof)は、telmディレクトリに生成されます。Teradata EMSサーバーでこのファイルを使用します。

エラーが発生した場合は、Teradataカスタマーサポートに問合わせてください。

取り消し確認をTeradata EMSサーバーにアップロードします。
1. インターネットにアクセスできるデバイスを使用して、Teradata EMSサーバーにログインします。
  URLはhttps://slem.teradata.com/ecpです。
2. Revocation(取り消し)画面で、Upload Revocation Proof(取り消し証明のアップロード)タブをクリックし、ファイルをアップロードします。
3. Done(完了) をクリックします。
Activations(有効化)セクションに、取り消した有効化の行が表示されなくなります。
ホームページのProducts(製品)およびOrders(注文)セクションで、更新されたActivated(有効化済み)とAvailable(利用可能)の数に、使用中のコア数と残りのコア数が反映されます。

インターネットアクセスのないサイトのライセンスの取り消し - Teradata Vantage on VMware

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