Teradata Tools and Utilities 14.10以降では、RDBMSが再試行可能なエラー コードのリストを返すようになりました。
- SYSLIB.DBSRETRYABLEERRORSビューに対するアクセス権がユーザーに付与されていない場合、Teradata FastExportは、DBS「no permission(アクセス権無し)」のメッセージと、ジョブに再試行可能エラーの内部リストが使用されることを示す情報メッセージを表示して、そのジョブの戻りコードに4を設定します(ジョブの残りの部分には、その他のエラーがないと仮定した場合)。
- Teradata FastExport 14.10以降が、14.10より前のデータベースで実行されている場合、「RDBMS error 3807:Object 'SYSLIB.DBSRETRYABLEERRORS' does not exist(RDBMSエラー3807:オブジェクト'SYSLIB.DBSRETRYABLEERRORS'が存在しません)」というメッセージと、ユーザーに向けた情報メッセージ「The job will use its internal retryable error codes(ジョブは内部の再試行可能エラー コードを使用します)」を表示して、そのジョブの戻りコードは変更しません。
- ほとんどない事例ですが、SYSLIB.DBSRETRYABLEERRORSビューから行がまったく返されない場合、Teradata FastExportは、返された行がないことを示す情報メッセージと、ジョブに再試行可能なエラーの内部リストが使用されることを示す情報メッセージを表示して、そのジョブの戻りコードは変更しません。
- SYSLIB.DBSRETRYABLEERRORSビューから1つ以上の行が返された場合、Teradata FastExportは、DBSのデータ関連エラー ビューについての情報を表示することも、そのジョブの戻りコードを変更することもありません。
再試行可能なエラー コードのリストについての詳細は、Teradata Vantage™ - データベース ユーティリティ, B035-1102を参照してください。