以下に、ワークステーション接続UNIXおよびWindowsクライアント システム上でFastExportを呼び出す方法例を4つ挙げます。
fexp < /home/fexpuser/tests/test1 > /home/fexpuser/tests/out1
このコマンドでは、入力ファイルと出力ファイルの両方を指定しています。- /home/fexpuser/tests/test1は、FastExportジョブ スクリプトを提供する入力ファイルです。
- /home/fexpuser/tests/out1は、出力データの出力先となるファイルです。
fexp < /home/fexpuser/tests/test1
このコマンドでは入力ファイルしか指定していません。この場合、出力は標準出力デバイスに書き込まれます(通常はユーザーの端末)。
fexp
このコマンドでは入力ファイルも出力ファイルも指定されていません。この場合、ユーザーの端末でコマンド入力を行ないます。出力データの出力先もユーザーの端末になります。
fexp -r '.RUN FILE exp.startup;'
上記のコマンド行を単一引用符で囲む方法は、UNIX環境でのみ有効です。上記のコマンド行を二重引用符で囲む方法は、UNIXとMicrosoft Windows環境の両方で有効です。
このコマンドでは、-r呼び出しオプションを使ってFastExportのRUN FILEコマンドを指定しています。この場合、FastExportジョブ スクリプトはexp.startupファイル内にあります。