FastExportは、FastExportジョブ中に発生した特定のイベントに関する操作情報を集積します。BEGIN EXPORTコマンドにNOTIFYオプションが含まれ、EXITが指定されていると、特定のイベントの発生時に、指定されている通知出口ルーチンが呼び出され、以下の情報が渡されます。
- イベントを識別するイベント コード
- イベントに関する特定の情報
次の表 に、イベントごとにFastExportが通知出口ルーチンに渡すイベント コードとデータの説明をリストします。(通知レベル別のイベントについては、BEGIN EXPORTを参照してください。)
将来の拡張をサポートするため、常に確実に、通知出口ルーチンでは、無効または未定義のイベント コードが無視るため、こうしたイベント コードによってFastExportが異常終了することがありません。
イベント コード | イベント | イベントの説明 | 通知出口ルーチンに渡されるデータ |
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0 | 初期化 | BEGIN EXPORTコマンドのNOTIFYオプションが正常に処理されました。 |
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1 | ファイルまたはINMODのオープン | ファイルまたはINMODルーチンの名前を指定するIMPORTコマンドが正常に処理されました。 |
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9 | データベース再起動 | FastExportがデータベースまたはCLIv2からのクラッシュ メッセージを受信しました。 | データベース再始動イベント コードにはデータが付随しません。 |
10 | CLIv2エラー | FastExportがCLIv2エラーを受信しました。 | エラー コード - 4 バイトの符号無し整数 |
11 | データベース エラー | FastExportは、終了コード12を生成するデータベース エラーを受信しました。 | エラー コード - 4 バイトの符号無し整数 すべてのデータベース エラーが、このイベントを発生させるわけではありません。例えば、表の削除または作成時に3807エラーが発生しても、FastExportユーティリティは終了しません。
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12 | 終了 | FastExportの終了中 | 終了コード - 4バイトの符号無し整数 |
31 | エクスポートの開始 | FastExportが、エクスポート ファイルをオープンしてエクスポート タスクを開始しようとしています。 | データベース名 – データベース名 - 最大62バイトの配列 |
32 | リクエスト実行依頼の開始 | FastExportがSELECT要求をデータベースに送ろうとしています。 |
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33 | リクエスト発信の終了 | FastExportがSELECT要求に対する応答を受信しました。 |
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34 | リクエスト取り出しの開始 | FastExportがSELECT要求の結果を取り出そうとしています。 | リクエスト取り出しの開始イベント コードにデータはありません。 |
35 | ファイルまたはOUTMODを開く | FastExportが出力またはOUTMODルーチン ファイルをオープンしようとしています。 |
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36 | ステートメント取り出しの開始 | FastExportが、要求内の現在の文を取り出そうとしています。 |
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37 | ステートメント取り出しの終了 | FastExportが、現在の文に関するすべてのレコードを取り出しました。 | レコード カウント - 4バイトの符号無し整数 |
38 | リクエスト取り出しの終了 | FastExportが、現在の要求に関するすべてのレコードを取り出しました。 |
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39 | エクスポートの終了 | FastExportがエクスポート操作を完了し、エクスポートされたレコードの数が表示されました。 |
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40 | ブロックの数 | FastExportがNoSpoolモードでエクスポート操作を完了し、ブロックの総数を表示しました。 | ブロックの数 - 4 バイトの符号無し整数 |
41 | エクスポートの終了64 | FastExportがエクスポート操作を完了し、エクスポートされたレコードの数が表示されました。 |
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42 | 初期化EON | BEGIN EXPORTコマンドのNOTIFYオプションが正常に処理されました。 |
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43 | 要求発信の開始EON | FastExportがSELECT要求をデータベースに送ろうとしています。 |
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44 | エクスポートの開始EON | FastExportが、エクスポート ファイルをオープンしてエクスポート タスクを開始しようとしています。 | データベース名 - 文字列ポインタ |