データの流れ - Access Module

Teradata Tools and Utilities Access Moduleリファレンス

Product
Access Module
Release Number
16.20
Published
2018年4月
Language
日本語
Last Update
2018-09-07
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B035-2425
Product Category
Teradata Tools and Utilities

次の図は、Teradata Access Module for WebSphere MQがクライアント ロード ユーティリティ(BTEQ、FastLoad、MultiLoad、TPumpなど)によりTeradata Databaseにデータをインポートする場合のデータの流れを示しています。この図では、データ プロデューサ、キュー マネージャ、ロード ユーティリティがそれぞれ別のシステム上に示されています。しかし、これらのエンティティが同じシステム上にある場合もあります。Teradata PTバージョンのTeradata Access Module for WebSphere MQを使用している場合は、この図と本章で使用されているデータ コネクタという用語は、Teradata PT DataConnectorオペレータを指します。

ロード ユーティリティとアンロード ユーティリティでのWebSphere MQ経由のデータのインポート

eBusinessアプリケーションなどのデータ生産者とTeradata内のテーブルとの間でのデータの流れは、データ生産者の次の操作によって開始されます。
  1. 標準のWebSphere MQインターフェースを使用して、WebSphere MQのQueue Managerとのネットワーク接続を確立する。
  2. データベース レコードからメッセージを作成する(ロード ユーティリティがデータベース レコードの形式を定義する)。
  3. メッセージを、Queue Manager管理下のメッセージ待ち行列に送信する。
以上の操作が行なわれると、Queue Managerは、下記のイベント順でロード ユーティリティが受信メッセージを読み込み、これを移動するまで、このメッセージを保存します。
  1. Teradata Access Module for WebSphere MQが、Queue Managerへの接続を確立する。
  2. データ コネクタの指示を受け、Teradata Access Module for WebSphere MQがメッセージ待ち行列からメッセージを読み込む。
  3. Teradata Access Module for WebSphere MQがデータ コネクタにデータを送信する。
  4. データ コネクタがロード ユーティリティにデータを送信する。
  5. ロード ユーティリティがTeradata内のテーブルにデータをロードする。
ロード ユーティリティとQueue Managerが同じシステム上にある場合、Queue Managerを構成してロード ユーティリティをトリガーできます。