インストールの複雑さ、データベースの再起動にかかる時間とその必要性のため、Teradataでは、Rのコンポーネントとパッケージをインストールするにあたり、Teradataカスタマー サービスの支援を得ることを強く推奨します。このサービスを注文するには、Teradataの担当者にお問合わせください。
Vantageシステムでは、Rを使用し、SCRIPTテーブル演算子またはExecRテーブル演算子を使用して、Rスクリプトを実行できます。
SCRIPTテーブル演算子でRを使用するには、システム管理者がRインタープリタをインストールする必要があります。SCRIPTの詳細については、<Teradata Vantage™ - SQL演算子およびユーザー定義関数、B035-1210>の「テーブル演算子」セクションを参照してください。
ExecRテーブル演算子でRを使用するには、システム管理者が次のコンポーネントをインストールする必要があります。
- Rインタープリタ
- Fortranコンパイラ
- UdfGPLライブラリ
Rインタプリタとともに、Rアドオン パッケージを使用して、Advanced SQL Engineに格納されているデータを分析するためのさまざまな統計手法を適用できます。インストールが完了したら、次の文を含めることでRスクリプト内で新しいパッケージ(pkg)を使用できます。library(pkg)。
Vantageシステムでは、
- Rインタプリタはteradata-Rパッケージを通じて提供されます。
- 選択したRアドオン パッケージは、teradata-R-addonsパッケージを通じて利用できます(特定のリリースにバンドルされているアドオン タイトルの一覧については、そのリリースのREADMEファイルを参照してください)。
- Fortranコンパイラは次のパッケージで構成されています。
- gcc-fortran、gcc43-fortran、libgfortran43(SLES 11 Service Pack 3システム内)
- gcc-fortran、gcc48-fortran、libgfortran3(SLES 12 Service Pack 3システム内)