TD_ANYTYPEの結果パラメータで定義されたスカラーまたは集約UDFを呼び出すときには、RETURNS data typeまたはRETURNS STYLE column expressionの句を使用して、必要な戻りタイプを指定できます。この列式は、有効なテーブルまたはビューの列参照にすることができます。また、戻り値のデータ型は、列の型に応じて決定されます。
RETURNS句またはRETURNS STYLE句は、TD_ANYTYPE入力パラメータが関数にも含まれている場合は必須ではありません。RETURNS句またはRETURNS STYLE句を指定していないときには、TD_ANYTYPE結果パラメータの戻り値の型を決定するために、最初のTD_ANYTYPE入力引数のデータ型が使用されます。文字データ型の場合、データ型の一部として文字セットが指定されていないときには、デフォルトの文字セットが使用されます。
これらの句は、スカラーUDFと集約UDFにのみ使用できます。これらの句を、テーブル関数に使用することはできません。また、RETURNS句やRETURNS STYLE句を使用する場合は、UDF呼び出しを括弧で囲む必要があります。