目的
入力ストリームをRデータ フレームに読み取り、データ フレームを返します。
構文規則
tdr.TblRead( handle, dataframesize )
- handle
- パラメータ型: raw vector
tdr.Open関数によって返される入力ストリームのハンドル。
- dataframesize
- パラメータ型: integer
生成されるデータ フレームの最大サイズ(バイト単位)。このサイズは、セキュア サーバーのUDFmallocサイズ(デフォルトで32MB)によって制限されます。
このパラメータを0に設定すると、使用可能なサイズが入力ストリームと出力ストリームの間で均等に分割されます。
戻り値
割り当てられているメモリに格納できる最大行数を持つデータ フレーム。データ フレームは、Teradataデータ型をRデータ型にマッピングして作成されます。Teradataデータ型とR型間のマッピングを参照してください。
ストリームに行がない場合、空のデータ フレームが返されます。
関数でエラーが発生した場合、以下のいずれかのエラー コードが返されます。
エラー コード | エラー条件 |
---|---|
-2 | テーブル演算子が中止されました。 |
-3 | 入力されたパラメータが無効な型です。 |
-4 | 入力されたパラメータが無効な値です。 |
-5 | この関数はコントラクト関数内で呼び出されました。 |
使用上の注意
この関数を呼び出す前に、tdr.Open関数を呼び出して入力ストリームをオープンする必要があります。次にtdr.Openからこの関数の引数として返されたハンドルを渡します。
利用可能なメモリ リソースに基づいて、返されたデータ フレーム サイズがtdr.TblReadへの呼び出しで指定したサイズより小さいことがあります。
この関数は、テーブル演算子から呼び出された場合にのみ有効です。
以下のデータ型はデータ フレームではサポートされません。
- DECIMAL8
- DECIMAL16
- TIME
- TIME_WTZ
- TIMESTAMP
- TIMESTAMP_WTZ
- INTERVAL_YTM
- INTERVALH
- INTERVALM
- INTERVALS
- INTERVAL_HTM
- INTERVAL_HTS
- INTERVAL_MTS
- INTERVAL_SECOND