集約関数にはウィンドウ指定を適用できます。集約UDFでサポートしているウィンドウのタイプは、次のとおりです。
ウィンドウ タイプ | 集約グループ | パーティション戦略 |
---|---|---|
レポート ウィンドウ | ROWS BETWEEN UNBOUNDED PRECEDING AND UNBOUNDED FOLLOWING | ハッシュ パーティション |
累積ウィンドウ | ROWS BETWEEN UNBOUNDED PRECEDING AND CURRENT ROW または ROWS BETWEEN CURRENT ROW AND UNBOUNDED FOLLOWING |
ハッシュ パーティション |
移動ウィンドウ |
|
ハッシュ パーティションおよび値パーティション |
集約UDFでサポートしていないウィンドウのタイプは、次のとおりです。
ウィンドウ タイプ | 集約グループ |
---|---|
移動ウィンドウ |
|
パーティションは、ホットAMP状態を回避するために役立ちます。ホットAMPとは、PARTITION BY句の列の値が結果的に同一のパーティション(AMP)に大量に配分されてしまう状況です。ホットAMPとは、PARTITION BY句の列の値が原因となり、大量の行が同一のパーティション(AMP)に大量に配分されてしまう状況です。レポート集約や累積集約の場合は、メソッドがPARTITION BY句に適切な列のセットを使用して、潜在的なスキュー状態を回避することを確認する必要があります。詳細は、<Teradata Vantage™ - SQL関数、式、および述部、B035-1145>の「ウィンドウ指定のパーティション化列のデータおよびリソースの影響」を参照してください。