Teradata Databaseには、すべてのシステム定義のデータ型を受け入れる、TD_ANYTYPEというパラメータ データ型があります。TD_ANYTYPEは、次のパラメータのデータ型として指定できます。
- スカラー関数、集約関数、およびテーブル関数の入力パラメータ
- スカラー関数および集約関数の結果パラメータ
- 外部ストアド プロシージャのIN、INOUT、またはOUTパラメータ
TD_ANYTYPEは次の場合に使用できません。
- テーブル演算子の戻り型として
- JavaでUDMを記述することはできないため、UDMにおける入力パラメータと戻り値として
- UDTパラメータはJavaルーチン内でサポートされないため、UDTパラメータと表記するため
このパラメータの属性と戻り値の型は、ルーチンに渡された実際の引数に基づいて、実行時に決定されます。
TD_ANYTYPEパラメータは、Javaルーチン内でjava.lang.Objectにマップされます。java.lang.Objectは、UDFにおいてはTD_ANYTYPEパラメータに対応するJavaパラメータ型として指定する必要があります。