目的
生データを指定出力ロケータと関連付けられている出力LOBの最後に追加します。
構文
tdr.LobAppend( locator, data)
- locator
- パラメータ型: integer
tdr.LobCol2Loc関数によって返される出力ロケータ。
- data
- パラメータ型: raw
出力LOBに追加される生データを含むベクトル。
戻り値
ステータス コード。
使用上の注意
この関数を呼び出す前に、tdr.LobCol2Loc関数を呼び出して、データが追加されるLOBの出力ロケータを取得する必要があります。
この関数は、テーブル演算子から呼び出された場合にのみ有効です。
関数がコントラクト関数から呼び出された場合は、エラーが発生します。
例: Rデータ構造をLOBとしてテーブルに格納
以下の例に、Rデータ構造が2つの属性(int、blob)を持つテーブルにLOBとして格納される方法を示します。
- glm R関数を呼び出して、モデルを計算し、Rデータ構造を返します。
- データ構造をシリアル化します。
- データ構造を現在の出力行の2番目の列に格納します。
lin_model <- glm(cc_rev ~ income + age + avg_ck_bal + avg_sv_bal, data = training) slin_model <- serialize( lin_model, NULL ) loc <- tdr.LobCol2Loc(0,1) return_value <- tdr.LobAppend (loc, slin_model)