目的
入力ストリームまたは出力ストリームをオープンします。
構文規則
tdr.Open( direction, streamno, options )
- direction
- パラメータ型: character有効な値は以下のとおりです。
- "R" (入力)
- "W" (出力)
- streamno
- パラメータ型: integer
ストリーム番号。
- options
- パラメータ型: integerストリームがどのように操作されるか。optionsに唯一有効な値は0で、個々の属性に対するアクセスまたは変更が可能であることを示します。
戻り値
この関数は以下のいずれかの値を返します。
- ストリームと関連付けられているイテレータへのハンドル。ハンドルはRAW型で、行の読み取りまたは書き込み、およびイテレータのクローズに使用できます。
- エラーが発生する場合はNULL。
使用上の注意
関数は入力ストリームまたは出力ストリームをオープンします。ストリームがオープンされると、行の読み取りまたは書き込みが可能になります。
1回のテーブル演算子の呼び出し内で、入力ストリームを複数回オープンすることができます。読み取り位置はオープンの度にストリームの開始位置にリセットされます。PARTITION BY句が指定されている場合には、ストリームのオープンはパーティション内の行を指します。PARTITION BY句が指定されていない場合には、ストリームのオープンはAMP内の行を指します。
1回のテーブル演算子の呼び出し内で、出力ストリームを1回だけオープンすることができます。
この関数は、テーブル演算子から呼び出された場合にのみ有効です。
以下の行為は許可されず、エラーを返します。
- すでに開いている入力または出力ストリームのオープン。
- 出力ストリームのクローズと再オープン。
- この関数をコントラクト関数から呼び出す。
例: 入力ストリームのオープン
# 入力ストリームをオープン。
library(tdr); stream <- 0; options <- 0; direction <- "R"; inHandle <- tdr.Open(direction, stream, options);