テーブル関数は、SQL SELECT文のFROM句で呼び出され、SELECT文への1回のループごとに1行ずつテーブルを戻します。この関数は、渡された入力引数、または外部ファイルあるいはメッセージ キューの読み取りに基づいて、テーブルの行を生成できます。
スカラーUDFまたは集約UDFを実装するメソッドと同様、UDFテーブルを実装するメソッドのパラメータ リストには、SQL文で指定されたときにUDFの入力引数にマッピングされる入力パラメータが含まれます。
スカラーUDFまたは集約UDFを実装するメソッドと異なり、UDFテーブルを実装するメソッドのパラメータ リストには、UDFテーブルが生成する結果行の列にマッピングされる出力パラメータが含まれます。テーブルUDFを実装するメソッドの戻り値型は常にvoidであることも異なる点です。
テーブル関数には以下のものを組み込むことができます。
- 128の入力パラメータ。
- テーブル関数のCREATE FUNCTION文またはREPLACE FUNCTION文のRETURNS TABLE句で定義されている個数の出力パラメータ。
出力パラメータの数は、通常のテーブルに定義できる列の最大数によって制限されます。