ウィンドウ集約関数で使用されるFNC_Context_tのフィールドは、下記のテーブルのとおりです。このテーブルに記載されていないフィールドは、ウィンドウ集約関数に適用できないものか、将来使用するために予約されているフィールドです。
フィールド | 指定内容 |
---|---|
version | コンテキスト構造体のバージョン。 |
interim1 | 中間結果を入れる集約記憶域へのポインタ。 |
intrm1_length | interim1の長さ。 |
window_size |
|
pre_window | この値はPRECEDING句の一部として指定されます。現在の行より前の行をポイントしている場合、このフィールドの値は負になります。 このフィールドは、累積ウィンドウとレポート ウィンドウのタイプには適用しません。その場合、このフィールドは0に初期化されます。 |
post_window | この値はFOLLOWING句の一部として指定されます。現在の行より後の行をポイントしている場合、このフィールドの値は正になります。 このフィールドは、累積ウィンドウとレポート ウィンドウのタイプには適用しません。その場合、このフィールドは0に初期化されます。 |
関数を呼び出す前に、Teradata Databaseは以下のフィールドをセットアップします。 これらのフィールドは、関数の操作対象になる行のウィンドウを定義するために使用します。
- window_size
- pre_window
- post_window