INSERT UDFまたはUPDATE UDFの戻り値 - Advanced SQL Engine - Teradata Database

Teradata Vantage™ - SQL外部ルーチン プログラミング

Product
Advanced SQL Engine
Teradata Database
Release Number
17.05
17.00
Published
2020年6月
Language
日本語
Last Update
2021-03-30
dita:mapPath
ja-JP/qwr1571437338192.ditamap
dita:ditavalPath
ja-JP/qwr1571437338192.ditaval
dita:id
B035-1147
Product Category
Software
Teradata Vantage

INSERT UDFとUPDATE UDFでは、結果パラメータと、それに対応する識別子パラメータで、次の値を返す必要があります。この戻り値は、制約オブジェクトに定義されたデータ型とNULLオプションに応じて決まります。戻り値のデータ型は、制約オブジェクトで指定された型と同じにする必要があります。

  • 制約のデータ型がSMALLINTで、その制約ではNULLを許容していない場合、有効な戻り値は次のとおりです。
    戻り値 説明
    0 この呼び出しがセキュリティ ポリシーに違反していることを意味します。INSERTまたはUPDATEは実行されずに、システムは次のローに処理を進めます。
    ゼロ以外 この呼び出しがセキュリティ ポリシーを満たしていることを意味します。UDFは、現行セッションのセキュリティ ラベルを返します。このセキュリティ ラベルは、システムによって対象ローの制約カラムに設定されます。INSERT操作またはUPDATE操作が実行されます。
  • 制約のデータ型がSMALLINTで、その制約ではNULLを許容している場合、有効な戻り値は次のとおりです。
    戻される識別子の値 戻り値 结果
    -1 適用なし この呼び出しはセキュリティ ポリシーを満たし、システムは対象ローの制約カラムにNULLを設定します。INSERT操作またはUPDATE操作が実行されます。
    0 0 この呼び出しは、セキュリティ ポリシーに違反しています。INSERTまたはUPDATEは実行されずに、システムは次のローに処理を進めます。
    0 ゼロ以外 この呼び出しはセキュリティ ポリシーを満たしています。UDFは、現行セッションのセキュリティ ラベルを返します。このセキュリティ ラベルは、システムによって対象ローの制約カラムに設定されます。INSERT操作またはUPDATE操作が実行されます。
  • 制約のデータ型がBYTE(n)で、その制約ではNULLを許可していない場合、有効な戻り値は次のとおりです。
    戻り値 説明
    すべてのバイトが0 この呼び出しがセキュリティ ポリシーに違反していることを意味します。INSERTまたはUPDATEは実行されずに、システムは次のローに処理を進めます。
    一部のバイトがゼロ以外 この呼び出しがセキュリティ ポリシーを満たしていることを意味します。UDFは、現行セッションのセキュリティ ラベルを返します。このセキュリティ ラベルは、システムによって対象ローの制約カラムに設定されます。INSERT操作またはUPDATE操作が実行されます。
  • 制約のデータ型がBYTE(n)で、その制約ではNULLを許可している場合、有効な戻り値は次のとおりです。
    戻される識別子の値 戻り値 结果
    -1 適用なし この呼び出しはセキュリティ ポリシーを満たし、システムは対象ローの制約カラムにNULLを設定します。INSERT操作またはUPDATE操作が実行されます。
    0 すべてのバイトが0 この呼び出しは、セキュリティ ポリシーに違反しています。INSERTまたはUPDATEは実行されずに、システムは次のローに処理を進めます。
    0 一部のバイトがゼロ以外 この呼び出しはセキュリティ ポリシーを満たしています。UDFは、現行セッションのセキュリティ ラベルを返します。このセキュリティ ラベルは、システムによって対象ローの制約カラムに設定されます。INSERT操作またはUPDATE操作が実行されます。