複数のON句を使用して、テーブル演算子内で複数のテーブル(入力ストリーム)を読み込むことができます。これにより、テーブル演算子をさまざまなデータセットから派生した情報の関連グループに適用できます。複数のデータソースからのデータを1つのSQL/MR関数内で処理できます。
ASname句を使用して、オプションのエイリアスを各入力ストリームと関連付けることができます。入力ストリームに関連したエイリアス名を取得するには、FNC_TblOpGetAsClauseName関数を使用します。
ON句の順序は、テーブル演算子の実装のストリーム番号と一致する必要があります。テーブル演算子の入力ストリームの最大数は、16です。
ON句は次のオプションを受け入れることができます。
- パーティション化なし、または属性順
- PARTITION BY ANY
- PARTITION BY ANY ORDER BY column_list
- LOCAL ORDER BY column_list
- PARTITION BY column_list
- PARTITION BY column_list ORDER BY column_list
- HASH BY column_list
- HASH BY column_list LOCAL ORDER BY column_list
- DIMENSION
- DIMENSION ORDER BY column_list
次のルールが適用されます。
- ORDER BYを入力テーブルの唯一の句として指定することはできません。PARTITION BY [ANY]句またはDIMENSION句と組み合わせる必要があります。
- 複数のON句、またはPARTITION BYあるいはHASH BYを使用するON句が含まれるテーブル演算子でスカラーsubqueryを使用することはできません。
以下の関数を使用してHASH BY、PARTITION BY、およびORDER BYメタデータへアクセスしたり、それらを設定することができます。
- FNC_TblOpGetHashByDef
- FNC_TblOpGetCountHashByDef
- FNC_TblOpGetLocalOrderByDef
- FNC_TblOpGetCountLocalOrderByDef
- FNC_TblOpSetHashByDef
- FNC_TblOpSetLocalOrderByDef
テーブル演算子への入力がDIMENSION入力かどうかを判別するには、FNC_TblOpIsDimension関数を使用します。
テーブル演算子と共に使用できるFNC関数の詳細については、テーブル演算子インターフェースを参照してください。
ON、AS、HASH BY、PARTITION BY、ORDER BY、またはDIMENSION句をテーブル演算子と共に使用する方法の詳細については、<Teradata Vantage™ - SQLデータ定義言語-構文規則および例、B035-1144>の「SELECT文」を参照してください。