ALTER FUNCTION文には、Teradata Databaseが関数を直接呼び出すか、それとも関数を別個のプロセスとして間接的に実行するかを制御するためのオプションがあります。
このオプションは、CREATE FUNCTION文またはREPLACE FUNCTION文にEXTERNAL SECURITY句を指定しないで作成された関数に適用されます。EXTERNAL SECURITY句を指定した関数は、別個のセキュア サーバー プロセスを使用して実行されます。
ALTER FUNCTIONの指定 | Teradata Databaseの動作 |
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EXECUTE PROTECTED | 関数を別個のプロセスとして間接的に実行します。 関数実行中にエラーが発生したなら、トランザクションはエラーになります。 |
EXECUTE NOT PROTECTED | 関数を直接呼び出します。 それ以降にREPLACE FUNCTION文を使ってこの関数を置き換えると、再び実行モードは保護モードに戻ります。 |
ALTER FUNCTION文でEXECUTE NOT PROTECTEDを指定した場合に、関数実行中にエラーが発生すると、Teradata Databaseソフトウェアは再始動する可能性があります。
ALTER FUNCTION文を使用できるのは、管理者か、または十分な権限を付与されたユーザーだけです。