目的
リストlowerBoundsの座標によって指定されるインデックスで始まり、リストupperBoundsの座標で区切られる部分の要素合計数までを含む、n-D配列の部分の要素を保持する結果セットを取得します。
- Teradataは標準マッピングのみをサポートします。
- このメソッドはN-D配列のみをサポートします。
- このメソッドは、Teradataの拡張機能です。
構文
ResultSet getResultSet_nD(List<Integer> lowerBounds, List<Integer> upperBounds) throws SQLException
パラメータ
- lowerBounds
- スライスから取得する最初の要素の配列インデックス。
- upperBounds
- スライスから取得する最後の要素の配列インデックス。
戻り値
このArrayオブジェクトによって指定されるSQL配列の指定された完全部分までを含むResultSetオブジェクト。lowerBoundによって参照される要素で始まります。
結果セットには、SQL配列の要素ごとに1行が含まれ、最初の行には、lowerBoundsによって指定された下限の要素が含まれます。
結果セットには、lowerBounds~upperBoundsの部分に含まれる要素数に対応する行数までが含まれます。n-D配列の場合、最初の行の列タイプはList<Integer>で、リストには参照される特定の要素に対応するn座標が含まれます。
例えば2-D配列の場合、指定行のList<Integer>列は2つの要素(n,m)で構成されます。5-D配列の場合、指定行のList<Integer>列は5つの要素(a,b,c,d,e)で構成されます。
ResultSetの最初の列のインデックス値は、配列に対して定義されている下限と上限に基づいています。したがって、配列型が1以外の下限で定義されている場合、ResultSetの最初の列のインデックス値は、それに応じて同じ下限で始まります。
配列要素を含む行は行優先順で出力されます。
このルーチンは配列の要素の完全部分より少ない部分を返す場合があります。配列内の初期化されていない要素は返されません。
例外
次の場合にSQLExceptionをスルーします:
- メソッドは1-D配列に対して呼び出されます。データベース固有コード"9743 (ERRUDFJAVARRAY)< <Method> cannot be called for 1-D Arrays >"が返されます。
- 配列にアクセスしようとするとエラーが発生します。データベース固有コード"9743 (ERRUDFJAVARRAY) <Failed to retrieve result set of Array elements>"が返されます。