Parallel Upgrade Tool(PUT)を使用するか、手動でrpmツールを使用して、すべてのデータベース ノードにソフトウェア パッケージをインストールすることができます。
PUTを使用してパッケージをインストールする
前提条件:
- Java要件に準拠するため、データベース システムに最小PUTバージョンをインストールする必要があります。PUTは、バージョンのアップグレードが必要になったことを通知します。
- WebブラウザでJavaを有効にする必要があります。
- インストールするパッケージは、ターゲット データベースのPDNノードの/var/opt/teradata/customermodepkgsディレクトリに事前に配置する必要があります。
データベース システムのすべてのノードにrpmをインストールするにはPUTを使用します。
- ブラウザから、アドレス行にPDNノードIPアドレスまたは名前を入力して、対象のデータベースPDNノードに接続します。例えば、システムの名前をvantageSystem、PDNノードの名前をvantageSystem1とする場合、ブラウザ アドレス行に以下を入力します:
vantageSystem1:8080/put
- ターゲット システムのルート ユーザー信頼証明でログインします。
- PUT画面が表示されたら、Install/Upgrade Software(ソフトウェアのインストール/アップグレード)を選択します。
- Next(次へ)ボタンをクリックして、次のいくつかの画面を進みます。具体的には、PUTがカスタマー モードで実行されていることを知らせる画面を確認します。続いて、次の画面に表示される、パッケージが見つからないというメッセージは無視します(ポップアップ ウィンドウが表示されたら、OKをクリックします)。
- パッケージ選択画面で、インストールするすべてのパッケージを順次クリックします。
- パッケージを選択するたびに、そのパッケージをインストールするノードを選択するための画面が表示されます。すべてのシステム ノードがSelected(選択済み)領域にあるかどうかを確認します。ない場合は、左側のペインでSelect All(すべて選択)をクリックしてシステムで使用可能なノードをすべて選択し、それらを>>ボタンを使用して、Selected(選択済み)領域に移動します。Selected(選択済み)を選択します。
- インストールが実行され、タスクが完了すると通知されます。
- Next(次へ)を選択すると、PUTツールを終了できます。
何らかの理由で、依存関係の欠落に関する問題がプロセスで発生した場合は、udfGPLパッケージのダウンロードに示す方法で必要なパッケージを取得し、それを、インストールする他のパッケージと一緒にターゲットAdvanced SQL EngineデータベースPDNノードの/var/opt/teradata/customermodepkgsディレクトリに配置し、このインストール プロセスを繰り返します。
rpmツールを使用したパッケージのインストール
データベースの全ノードで、TDBMSのバージョンと一致するteradata-udfgplパッケージをインストールします。これを行なうには、まず、
pcl -send /tmp/teradata-udfgpl-16.20.xx.xx-1.0.x86_64.rpm /tmpコマンドを使用してシステムの全ノードの/tmpディレクトリにパッケージをコピーします。その後、次のコマンドを実行します。
psh rpm –U /tmp/teradata-udfgpl-16.20.xx.xx-1.0.x86_64.rpm