トレース テーブルを使用して、スカラー関数、集約関数、およびテーブル関数をデバッグするための手順の概要を以下に示します。
この手順を使って、外部ストアド プロシージャをデバッグすることもできます。
- CREATE GLOBAL TEMPORARY TRACE TABLE文を使用して、トレース テーブルを作成します。
トレース テーブルの最初の2列は、Teradata関数トレース サブシステムによって使用されます。3番目以降の列は、UDFが実行中にトレース出力を作成するために使用できます。
- SET SESSION FUNCTION TRACE文を使用して、トレース テーブルを関数トレース出力のために使用できるようにします。
オプションの関数トレース文字列を指定すれば、UDF実行中にそれを取得できます。
- 関数を呼び出します。
- UDFの中でFNC_Trace_Stringを呼び出して、SET SESSION FUNCTION TRACE文で指定した関数トレース文字列を取得します。
トレース文字列の値を使用して、トレース テーブルへの出力内容を決定します。
- FNC_Trace_Write_DLを呼び出して、トレース出力をトレース テーブルの列に書き込みます。
-OR-
集約関数またはテーブル関数をデバッグする場合、オプションでFNC_Trace_Writeを呼び出すこともできます。これはAMP上で実行するUDFに制限されています。
- SELECT文を使用して、トレース テーブルに対して問合わせを実行し、UDFからのトレース出力を取り出します。