Teradataは、一般ユーザーのニーズの多くに対応する幅広い組み込み関数を提供します。標準関数では不十分な場合には、Teradata Databaseにより、ユーザーは、データベース内の通常のSQL機能を拡張するユーザー定義関数(UDF)を定義することができます。
UDFは、ユーザーが作成または取得するDatabaseオブジェクトです。例えば、ソース コードのないサード パーティ製のUDFオブジェクトやUDFパッケージをインストールすることもできます。UDFは、SQRT、ABS、またはTRIMなどの標準SQL関数に似ており、同じように呼び出されます。
UDFはCまたはC++プログラム言語を使用して作成し、次にそれを共有オブジェクトにコンパイルします。コンパイル後のUDFは、SQL文により業務ルールの実行やデータ変換の支援などのアクティビティに使用することができます。
UDFはデータベース内で並行して実行されます。ただし、関数の開発者は、どのAMP (仮想パラレル プロセッサ) を参加させ、どのAMPを参加させないかを指示することができます。UDFはAMPの管理下で実行され、極めて効率的に行ごとの複雑解析を実行できます。UDFは拡大縮小が可能であり、Teradata内の固有の並列処理をすべて継承します。
UDFは、外部入出力、ほぼすべての型のデータ変換、集約関数クラスの使用による複雑なビジネス計算や複雑な統計計算、および幅広いその他の用途に使用できます。
その他の詳細については、https://www.teradata.comをご覧下さい。
Javaプログラミング言語で独自の関数を記述する詳細については、Javaユーザー定義関数を参照してください。