このサンプルは、MAX_BLOB集約関数を実装し、永続オブジェクト参照(LOB_REF)の使用方法を示すものです。
標準のMAX集約関数と同じように、指定された値セットの中で最大のBLOB値を戻します。比較のルールは、VARBYTE型の値やBYTE型の値と同じです。つまり、末尾のゼロは無視されます。
この関数のアルゴリズムでは、比較対象のオブジェクトがランダムな値のバイト列であると仮定しています。バイト列のペアの大小は、等しくないバイト ペアの最初の位置を調べることで決定されます。
ほとんどの場合、等しくないバイト ペアの最初の位置は、最初のPREFIX_SIZE (500)バイト内にあります。毎回の比較ごとに大きい方の先頭部分を保存しておくことにより、オブジェクトの再読込みが必要になることはほとんどありません。