集約関数のパラメータ リストで説明したように、集約UDFパラメータ リストには、FNC_Context_t関数コンテキスト構造体へのポインタが含まれています。この構造体は、次のように定義されています。
struct FNC_Context_t { int version; FNC_flags_t flags; void *interim1; int intrm1_length; void *interim2; int intrm2_length; long group_count; long window_size; long pre_window; long post_window; } FNC_Context_t;
関数では、この構造体を読み取り専用としてのみ処理することが必要です。その値は決して変更してはなりません。この構造体には、集約関数の中間記憶域で利用できる4つのメンバーが含まれています。
メンバー | 指定内容 |
---|---|
interim1 | 中間結果を入れる集約記憶域へのポインタ。 |
interim2 | 集約フェーズがAGR_COMBINEの場合に、interim1記憶域と組み合わせする中間記憶域へのポインタ。 |
intrm1_length | interim1の長さ。 |
intrm2_length | interim2の長さ。 |