ARRAYの構成要素に関する情報へのアクセス - Advanced SQL Engine - Teradata Database

Teradata Vantage™ - SQL外部ルーチン プログラミング

Product
Advanced SQL Engine
Teradata Database
Release Number
17.05
17.00
Published
2020年6月
Language
日本語
Last Update
2021-03-30
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ja-JP/qwr1571437338192.ditamap
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B035-1147
Product Category
Software
Teradata Vantage

次に示すTeradataのライブラリ関数では、ARRAY引数についての情報を取得できます。これらのライブラリ関数を使用すると、存在する構成要素の数や構成要素のデータ型、次元数などのARRAY型についての情報を取得できます。

  • FNC_GetArrayElementCount
  • FNC_GetArrayNumDimensions
  • FNC_GetArrayTypeInfo

FNC_GetArrayElementCountを呼び出すと、値(NULLを含む)が設定された構成要素の総数を取得できます。また、そのARRAY型に存在する最後の構成要素へのインデックスも取得できます。

FNC_GetArrayNumDimensionsを呼び出すと、ARRAY型に定義された次元数を取得できます。この情報は、外部ルーチンでは不明な場合があります。この情報を取得することで、外部ルーチンの作成者は、そのルーチン内でアクセスするARRAY型の次元に依存するコードを作成できるようになります。

FNC_GetArrayTypeInfoは、ARRAY引数について次の情報を返します。

  • このARRAY型に定義された次元数。
  • このARRAY型に定義された構成要素の総数(すべての次元が対象)。これを、ARRAYの最大カーディナリティと呼ぶことがあります。
  • 構成要素のデータ型。エレメント タイプがUDTの場合、この関数ではUDT型とUDT型名も返します。
  • 構成要素の値の最大長(バイト単位)。
  • 特定の構成要素の型(DECIMAL型など)の精度およびスケールの値。
  • 構成要素に関連付けられたサーバー文字セット(構成要素が文字型の場合)。
  • このARRAYの各次元のスコープ。

これらの関数の詳細について、Cライブラリ関数を参照してください。