(Base、Advanced、およびEnterprise層のみ)既存のシステムにインスタンスを追加または削除できます。インスタンスの追加はスケール アウトと呼ばれます。インスタンスの削除はスケール インと呼ばれます。スケール アウトとスケール インは、EBSデータ ストレージのみをサポートします。システムは、スケール アウト後にいつでもスケール インできます。
スケール アウトは次のことを行ないます。
- CPUとメモリを追加することでシステムのパフォーマンスを向上させ、ノードごとに管理されるデータ ボリュームを減らすことでストレージ帯域幅を増加させる。
- 追加のインスタンスやその他のリソースをプロビジョニングすることでノード数を増やし、インフラストラクチャとソフトウェアのコストを増加させる。
- 追加のサブネット スペースを消費する。サブネットには、システムに追加される新しいインスタンスに十分なIPアドレスが必要。
- EBSデータ ボリュームを既存のインスタンスから新しいインスタンスに移行する。
スケール インは次のことを行ないます。
- CPUとメモリを削除することでシステムのパフォーマンスを低下させ、ノードごとに管理されるデータ ボリュームを増やすことでストレージ帯域幅を減少させる。
- 不要になったインスタンスと関連するリソースを終了することでノード数を減らし、インフラストラクチャとソフトウェアのコストを削減する。
- EBSデータ ボリュームを削除されるインスタンスから残りのインスタンスに移行する。
データベース容量とAMPの総数は変わりません。スケール アウトおよびスケール インする場合、AMPの数はインスタンス間で可能な限り均等に再配分されます。
スケール アウトまたはスケール インが正常に完了しない場合、プロセスは操作を自動的にロールバックし、元の構成を復元します。ロールバックが失敗した場合は、Teradataサービスに連絡してください。
Amazon ECS Auto Scalingはサポートされていません。メンテナンスとサポートには、Auto Scalingの使用に起因する問題の解決は含まれていません。
スケール アウトまたはスケール インするには、次の手順を参照してください。
アクション | 手順 |
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展開時にスケール アウトする | |
展開時にスケール インする | 展開時にスケール インすることはできない。展開後にのみスケール インできる。 |
展開後にスケール アウトする | システムのスケール アウト |
展開後にスケール インする | システムのスケール イン |