このセクションでは、Teradataの予約語と非予約語、およびANSI SQL:2011の予約語と非予約語について説明します。
制限語の完全なリストの生成方法については、<Teradata Vantage™ - SQLの基本、B035-1141>を参照してください。
Teradata Vantageの予約語
Teradata Vantageの予約語で、ホスト変数、相関、ストアド プロシージャのローカル変数、オブジェクト(データベース、テーブル、列、SQLストアド プロシージャなど)、パラメータ(マクロやストアド プロシージャのパラメータ)を指名する識別子として使用することはできません。これは、この予約語がTeradata Vantageですでに使用されているため、解釈を誤る可能性があるからです。
Teradata Vantageの非予約語
Teradata Vantageの非予約キーワードは識別子として使用できますが、将来的に予約キーワードとして使用される可能性があるため、推奨されていません。
将来的なTeradata Vantage予約語
Teradata Vantageの将来的な予約語は、将来的にVantageで使用するために予約されている単語で、識別子として使用することはできません。
Teradata Parallel Transporterの制限語
Teradata Parallel Transporter (TPT)制限語のリストについては、<Teradata® Parallel Transporterユーザー ガイド、B035-2445>を参照してください。
ANSI SQL:2011予約語
現時点でTeradata予約語になっていないANSI予約語を使用すると、将来的にTeradataがANSI機能を導入した場合にその単語がTeradata予約語になる可能性があるので危険です。
ANSI SQL:2011非予約語
ANSI非予約語を使用すると、将来的にTeradataがANSI機能を導入した場合にその単語がTeradata予約語になる可能性があるので危険です。
現在のリリースの制限語の取得
このクエリでは、現在のデータベース リリースの制限語が返されます。ビューのすべての列が返されるので、それらの語のTeradataカテゴリとANSIカテゴリが含まれます。
以下のSELECT文には出力の一部が示されています。
SELECT * FROM SYSLIB.SQLRestrictedWords;
restricted_word category ANSI_restricted ------------------------------ -------- --------------- ABORT R T ABORTSESSION R T ABS R R ACCESS_LOCK R T ... ... ...