Native Object Storeの強化機能 - Analytics Database - Teradata Vantage

Teradata Vantage™ - Analytics Databaseリリース サマリー - 17.20 新機能

Deployment
VantageCloud
VantageCore
Edition
Enterprise
IntelliFlex
VMware
Product
Analytics Database
Teradata Vantage
Release Number
17.20
Published
2022年6月
Language
日本語
Last Update
2024-02-01
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Product Category
Teradata Vantage
17.10では以下のNOS機能が強化されています。
  • SQL構文
    • 新しいシステム レベルの許可オブジェクト セキュリティ モデルが導入されました。
    • NOS外部テーブル スキーマの定義に使用されるDDL構文を最小限に削減しました。
    • クエリー実行に使用されるDQL文を最小限に削減しました。
  • スキーマ検出
    • 手動およびエラーが発生しやすいスキーマ検出アクティビティを削除しました。
    • ファイル データ形式、フィールド区切り記号、列名、列データ型とサイズ、およびオブジェクト ストア パス定義の検出を自動化しました。
  • エラー診断
    • エラー メッセージや警告メッセージからより深い洞察が得られるように定義を拡張しました。
    • エラー テーブル フレームワークをNOS外部テーブルに拡張しました。
  • パフォーマンス
    • Parquetレベルのパフォーマンスに合わせてCSV処理を簡素化しました。
    • クエリーの処理に使用されるスプールを削減しました。
    • パス フィルタリングのパフォーマンスを強化しました。
    • TOP Nクエリー処理を最適化しました。
  • READ_NOSで、CSVとJSONに加えてParquetデータをサポートするようになりました。

利点

  • オブジェクト ストレージに存在するデータの読み取りと書き込みを行なうためのSQL構文を簡素化します。
  • オブジェクト ストレージに存在するデータに対して要求される熟知度を下げ、データ探索を加速します。
  • エラー発生時に、より高度な診断機能を使用できるようにします。
  • 総合的なパフォーマンスを強化します。

SQLの変更

  • READ_NOSのRETURNTYPEには、追加の引数としてNOSREAD_SCHEMAがあります。NOSREAD_SCHEMAは、LOCATIONURLの最新のタイムスタンプ ファイルから最初の16MBデータをサンプリングしてスキーマを返します。
  • CREATE AUTHORIZATION構文がUSING句で更新され、Azure KeyVault認証が可能になりました。

追加情報

実用的なガイダンスとコード サンプルについては、Teradata Vantage™ Native Object Store Orange Book - 17.20、TDN0009800-2を参照してください。オレンジ ブックを表示するには、ログインする必要があります。

詳細は、以下を参照してください。
  • Teradata Vantage™- Native Object Store入門ガイド、B035-1214
  • Teradata Vantage™ - SQLデータ定義言語-構文規則および例、B035-1144
  • Teradata Vantage™ - SQLデータ操作言語、B035-1146
  • Teradata Vantage™ - SQL演算子およびユーザー定義関数、B035-1210