到着率メーター(ARM)は、TASMによってシステムへの流入を許可されたリクエストのフローを規制する方法となるTASMルールです。ARMルールは、TASMがシステムへの流入を許可する時間単位あたりのリクエストの最大数を指定します。制限基準を適用して、特定タイプのリクエストを対象にすることができます。
SQLリクエストに対するTASMのフィルタおよびスロットル処理シーケンスは、ARMをチェックするように拡張されています。新しいワークロード管理ルールセットAPIにより、Viewpointワークロード管理を使用せずに、システム スロットルまたは到着率メーターの作成を自動化できます。
利点
- 予測可能なリクエストの急増によってTASM遅延キューが大量発生し以降のクエリーのサービス時間に影響を与えることを防ぎます。
- リソース集約型のリクエストを特定の割合に制限します。
- 多数の非常に複雑なクエリーを頻繁に送信することを防ぎます。
考慮事項
- 警告モードでの評価期間後は、到着率メーターを慎重に使用してください。
追加情報
詳細については、<Teradata Vantage™ - アプリケーション プログラミング リファレンス、B035-1090>と<Teradata Vantage™ - ワークロード管理ユーザー ガイド、B035-1197>を参照してください。