条件式の評価順序には、次のルールが適用されます。
- 式が同じ演算子を複数個含んでいる場合、その評価の順序は左から右です。
- 式に論理演算子の組み合わせが含まれている場合、評価の順序は以下のようになります。
NOT AND
OR
- 括弧を使用して、希望する評価の順序にすることができます。
- 条件式内の論理式は、常に左から右へと評価されるとは限りません。
論理式が評価される順序に条件式の正確性が左右される場合は、その条件式は避けなければなりません。
例えば、次の2つの式を比較します。
F2/(NULLIF(F1,0)) > 500 F1 <> 0 AND F2/F1 > 500
最初の式では、ゼロによる除算になることはありません。
2番目の式では、その評価の順序によりゼロによる除算もあるため、エラーとなることがあります。