引数のタイプとルール - Advanced SQL Engine - Teradata Database

Teradata Vantage™ - SQL関数、式、および述部

Product
Advanced SQL Engine
Teradata Database
Release Number
17.10
Published
2021年7月
Language
日本語
Last Update
2021-09-23
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B035-1145
Product Category
Software
Teradata Vantage

argは、FLOATでない場合は暗黙の型変換ルールに基づいてFLOAT値に変換されます。引数を変換できない場合は、エラーがレポートされます。詳細については、Teradata Vantage™ - データ タイプおよびリテラル、B035-1143を参照してください。

argがUDTである場合、以下のルールが適用されます。
  • 以下のいずれかの事前定義型に対する暗黙CASTがUDTになければなりません。
    • Numeric
    • Character
    • DATE

    UDT用の暗黙CASTを定義するには、CREATE CAST文を使用し、AS ASSIGNMENT節を指定します。詳細は、<Teradata Vantage™ - SQLデータ定義言語-構文規則および例、B035-1144>を参照してください。

  • 双曲線関数および逆双曲線関数を含めた、システム演算子および関数用のUDTの暗黙の型変換は、ANSI SQL規格のTeradata拡張機能です。この拡張を無効にするには、DBS制御レコードのDisableUDTImplCastForSysFuncOpフィールドをTRUEに設定します。詳細は、<Teradata Vantage™ - データベース ユーティリティ、B035-1102>を参照してください。
双曲線関数および逆双曲線関数は、以下のタイプの引数には適用できません。
  • BYTEまたはVARBYTE
  • BLOBまたはCLOB
  • CHARACTERまたはVARCHAR (サーバーの文字セットがGRAPHICの場合)

    例: 典型的な双曲線関数式と逆双曲線関数式

以下は、主な双曲線関数および逆双曲線関数の式と結果です。

結果
COSH(EXP(1)) 7.61012513866229E 000
SINH(1) 1.17520119364380E 000
TANH(0) 0.00000000000000E 000
ACOSH(3) 1.76274717403909E 000
ASINH(LOG(0.1)) -8.81373587019543E -001
ATANH(LN(0.5)) -8.53988047997524E -001