{ FIRST_VALUE | LAST_VALUE } (
value_expression [ { IGNORE | RESPECT } NULLS ]
) window
構文要素
- value_expression
- 列式。
- FIRST_VALUEおよびLAST_VALUEでは、value_expressionのデフォルトのデータ型が使用されます。
- より大きな数値は、これをより高位のデータ型にキャストすることによってサポートされます。
- この式に順序付き分析関数や集約関数を含めることはできません。
- IGNORE NULLS
- NULLを返さないことを指定するキーワード。
- IGNORE NULLS (FIRST_VALUEあり) = セット内の最初の非NULL値を返します。ただし、すべての値がNULLである場合にはNULLを返します。
- IGNORE NULLS (LAST_VALUEあり) = セット内の最後の非NULL値を返します。ただし、すべての値がNULLである場合にはNULLを返します。
- RESPECT NULLS
- NULLを返すかどうかを指定するオプションのキーワード。
- RESPECT NULLS (FIRST_VALUEあり) = 最初の値がnullかどうかを返します。
- RESPECT NULLS(LAST_VALUEあり) = 最後の値がnullかどうかを返します。
- すべての値がNULLである場合は、NULLが返されます。
- window
- グループ、累積、または移動の計算。
- <ウィンドウ指定>を参照してください。
- ウィンドウ集約関数構文のソート キーに同順位がある場合、FIRST_VALUEおよびLAST_VALUEは非確定です。並べ替え値の同順位があるいずれかの行からvalue_expressionが返されます。
ROWS句を省略し、ORDER BY句を指定すると、デフォルトのROWSはUNBOUNDED PRECEDING AND CURRENT ROWになります。
ROWS句を省略し、ORDER BY句を指定しないと、デフォルトのROWSはUNBOUNDED PRECEDING AND UNBOUNDED FOLLOWINGになります。