セッション文字セットがUTF8または1バイト文字の場合は(例えばASCII)、VARGRAPHICはエラーを報告します。引数がKANJI1タイプのものである場合に有効なセッション文字セットは、KanjiEBCDICのみです。
文字列内のすべての文字は、現在のセッションで有効な1つ以上のグラフィックスに変換されます。詳細は、VARGRAPHIC関数の変換テーブルを参照してください。
引数をGRAPHICタイプのものにすることはできません。
結果がVARCHAR CHARACTER SET GRAPHICデータ型の最大長を超える場合は、エラーになります。
VARGRAPHICをユーザー定義メソッドの呼び出しの最初の引数として使用することはできません。
character_string_expressionのサーバー文字セットには、次の特定のルールが適用されます。
文字列が指定するサーバー文字セット | VARGRAPHICの動作 |
---|---|
KANJI1 | character_string_expressionの中の シフトイン/シフトアウト文字は、結果の文字列には現われません。それらの文字は、1バイト文字とマルチバイト文字の移行を示すためにのみ必要です。 間違って配置されているシフトアウト/シフトインは、セッションの文字セットの無効文字に置き換えられます。 SPACE CHARACTERは、IDEOGRAPHIC SPACE CHARACTERに変換されます。 |
UNICODE |
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その他 | 文字列がまずUNICODEに変換されてから、上記のUNICODEのルールに従って変換されたような結果になります。 |
KANJI1のサポートは廃止されました。KANJI1はデフォルトの文字セットとして許可されていません;システムは、KANJI1のデフォルトの文字セットをUNICODE文字セットます。新しいKANJI1オブジェクトの作成は厳しく制限されています。多くのKANJI1クエリおよびアプリケーションは引き続き動作する可能性がありますが、KANJI1を使用しているサイトは、できるだけ早く別の文字セットに変換する必要があります。Teradataの国際化計画に従って、KANJI1のサポートはサポート外になりました。このサポートは、近い将来に廃止される予定です。KANJI1はデフォルトの文字セットとして許可されません。システムはデフォルトのKANJI1文字セットをUNICODE文字セットに変更します。KANJI1の新規オブジェクトの作成は、高度に制限されています。KANJI1を使用する問合わせやアプリケーションの多くは、従来通り動作しますが、KANJI1を使用するサイトはできるだけ早く別の文字セットに変換する必要があります。詳細については、<Teradata Vantage™ - Advanced SQL Engine国際文字セット サポート、B035-1125>の「KANJI1文字セット」を参照してください。