埋め込みサービス システム関数の呼び出し - Advanced SQL Engine - Teradata Database

Teradata Vantage™ - SQL関数、式、および述部

Product
Advanced SQL Engine
Teradata Database
Release Number
17.10
Published
2021年7月
ft:locale
ja-JP
ft:lastEdition
2021-09-23
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B035-1145
Product Category
Software
Teradata Vantage

埋め込みサービス システム関数の型はUDFです。これらは、TD_SYSFNLIBデータベースにあります。これらのシステム関数を呼び出すには、TD_SYSFNLIB.CEILING (arg)など、完全修飾した構文を使用する必要があります。

必要に応じて、データベース名を省略し、関数名を単独で使用することもできます。例: CEILING (arg)ただし、関数名を修飾せず、ユーザーが開発した同名のUDFが現在のデータベースまたはSYSLIBデータベースに存在すると、VantageはUDFの通常の検索パス優先順位に従い、埋め込みサービス システム関数の代わりに、ユーザーが開発したUDFを実行します。UDFの検索パスの優先順位の詳細については、<Teradata Vantage™ - SQL外部ルーチン プログラミング、B035-1147>の「UDFの位置」を参照してください。

確実に埋め込みサービス関数を呼び出すためには、次のいずれかの操作を行ないます。
  • 包含データベースを含む完全修飾された関数名を使用します。埋め込みサービス システム関数を呼び出すときに、先頭にTD_SYSFNLIB.を追加します。
  • SET SESSION UDFSEARCHPATHステートメントを使用して、他の場所の前にTD_SYSFNLIBデータベースを明示的に検索するUDF検索パスの優先順位を指定します。SET SESSIONの詳細については、<Teradata Vantage™ - SQLデータ定義言語-構文規則および例、B035-1144>を参照してください。
  • ユーザーが開発した同名のUDFを通常のUDF検索パス、つまり現在のデータベースおよびSYSLIBデータベースから削除します。