不等価比較 - Advanced SQL Engine - Teradata Database

Teradata Vantage™ - SQL関数、式、および述部

Product
Advanced SQL Engine
Teradata Database
Release Number
17.10
Published
2021年7月
Language
日本語
Last Update
2021-09-23
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B035-1145
Product Category
Software
Teradata Vantage
不等価比較は、次のように処理されます。
  1. expression_1expression_2の長さが異なる場合には、同じ長さになるよう、短い方の文字列に埋め込み文字が埋め込まれます。
  2. セッション モードが識別されます。
    適用されるモード 文字列の大文字小文字の区別のデフォルト
    ANSI CASESPECIFIC
    Teradata NOT CASESPECIFIC。

    式の一方または両方にCASESPECIFIC修飾子を指定していない限り、expression_1およびexpression_2の単純なローマ字は、比較の開始に先立って英大文字に変換されます。

    文字式の大文字小文字の区別のデフォルトを上書きするには、CASESPECIFICまたはNOT CASESPECIFIC句を適用します。

  3. 現在の文字セット下で1バイト文字として識別されている文字は、セッションで有効な照合順序に従って変換されます。
  4. KanjiEUC文字セット下の場合、ss3の0x8F文字は、0xFFに変換されることに注意する必要があります。これは、ユーザー定義のKanjiEUCコードセット3は、他のKanjiEUCコードセットのように正しく整列されないことを意味します。

    他のKanjiEUCコードセットでは、整列が正しく行なわれます。 つまり、整列は、クライアント システムでの2進数の整列の場合と同じ順序になります。

  5. 作成された文字列はバイトごとに比較され、後ろに付けられた埋め込み文字は無視されます。
不等価比較には、そのセッションで有効な照合が使用されます。使用可能な照合は、5つあります。
  • EBCDIC
  • ASCII
  • MULTINATIONAL
  • CHARSET_COLL
  • JIS_COLL

CREATE USER文またはMODIFY USER文のCOLLATIONオプションを使用すれば、照合をユーザー レベルで設定することができます。 また、[[.]SET]SESSION COLLATION文またはCLIv2 CHARSET呼び出しを使用すれば、セッション レベルで設定することができます。

MULTINATIONAL照合順序が有効な場合には、日本語文字を使用するサイトでの照合順序は、開始時に導入された照合の設定によって決定されます。