パーセルの構造 - Call-Level Interface Version 2

Teradata® Call-Level Interfaceバージョン2リファレンス - ワークステーション接続システム

Product
Call-Level Interface Version 2
Release Number
17.10
Published
2021年6月
Language
日本語
Last Update
2021-09-23
dita:mapPath
ja-JP/ttt1608578409164.ditamap
dita:ditavalPath
ja-JP/ttt1608578409164.ditaval
dita:id
B035-2418
Product Category
Teradata Tools and Utilities
パーセル ヘッダーの形式は2つあります。
  • 標準パーセル ヘッダー(SPH)
  • 代替パーセル ヘッダー(APH)

SPHパーセルの最大長は65,535バイト、APHパーセルの最大長は1Mバイトまでです。

APHを使用したパーセルは、SPH使用時と比べて4バイト長くなります。

次の図にSPHの形式を示します。



最大のパーセル本体サイズである65,104バイトに近付くのは、Archive/Recoveryユーティリティを使用した場合だけです。 標準SQLのパーセル本体の最大サイズは、64,260バイトです。これには、プレゼンス ビットや可変数長列などのオーバーヘッドが含まれます。

次の図にAPHの形式を示します。



パーセル ヘッダーの2つのタイプは、同一のリクエスト、応答で混在させることができます。 長さが65,535バイト以下のパーセルは、どちらのヘッダー形式も使用できます。

  • APH-response-permittedオプションを指定し、データベースがパーセルの代替ヘッダーをサポートしている場合、応答にはAPHを用いたパーセルのみが格納される。
  • APH応答を受信するためには、dbcarea.consider_APH_respsを'Y'に設定する必要があります。