DBCHREL - Call-Level Interface Version 2

Teradata® Call-Level Interfaceバージョン2リファレンス - ワークステーション接続システム

Product
Call-Level Interface Version 2
Release Number
17.10
Published
2021年6月
Language
日本語
Last Update
2021-09-23
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B035-2418
Product Category
Teradata Tools and Utilities

DBCHRELは、入力セッション識別子で指定されたセッション用のソフトウェアのリリース レベルとバージョン番号の文字列を返すルーチンです。

高い信頼性を確保するには、DBCHRELではなく、DBCHQEルーチンのQEPIDBRフィールドを使用します。 詳細については、qepItemフィールドを参照してください。

リリース レベルの文字列は、XX.YYの形式の6バイトの文字列です。ここで、XXは主リリース番号、YYは副リリース番号です。 例えば、3.1が、3.1レベルのソフトウェア用に返されます。

バージョンの文字列は、XXXX.YYYY.ZZZZの形式の15バイトの文字列です。ここで、XXXXは主バージョン番号、YYYYは副バージョン番号、ZZZZは更新バージョン番号です。例えば、"0051.0000.0130"が、バージョン51.0.130用に返されます。

同じアプリケーション プログラムで複数のセッションを別個のデータベース コンピュータにログオンすることができるので、リリース レベルとバージョン番号はセッション固有のものになります。

成功の場合0を返し、それ以外の場合はエラーを返します。

セッションが見つからなかった場合には、DBCHRELは、NOSESSION(304)を返します。

パラメータ

Int32 DBCHREL (ReturnCode, ContextArea, sessid, relstr, verstr)
Int32 *ReturnCode;
char *ContextArea;
Int32 sessid;
char *relstr;
char *verstr;

次のような場合に当てはまります。

パラメータ 内容
ReturnCode アプリケーション プログラムが4バイトの符号付き整数の記憶域として割り当てた領域のアドレス。

DBCHRELから制御が戻ると、この整数には、情報の入手が成功したか失敗したかを表わすコード値が入っています。 ゼロの戻りコードは、成功を示します。ゼロ以外の戻りコードは、失敗を示すと同時にその値が失敗の理由を示します。

ContextArea CLIおよびアプリケーション プログラムでは使用されない1バイト領域のアドレス。

メインフレーム クライアントでの呼び出しとの互換性を維持するために提供されています。

sessid (session) 直前に呼び出したDBFCONのDBCHCLからDBCAREAのOutput Session Idフィールドに返された4バイトの符号付き整数。

この整数には、リリース情報を取得するセッションのセッションIDが入ります。

relstr (release) アプリケーション プログラムが6バイトの文字列の記憶域として割り当てた領域のアドレス。

DBCHRELから制御が戻ると、この文字列領域に、指定されたセッションを処理しているデータベース コンピュータで実行中のソフトウェアのプリント可能なリリース レベルが入ります。

verstr (version) アプリケーションが15バイトの文字列の記憶域として割り当てた領域のアドレス。

DBCHRELから制御が戻ると、この文字列領域に、指定されたセッションを処理しているデータベース コンピュータで実行中のソフトウェアのプリント可能なバージョン番号が入ります。