DBCHINIを呼び出した後で、クラッシュ/遅延のオプションが次のように設定されている場合には、以下のようになります。
- Tell About Crash (またはTell About Delay)がY
- Wait Across Crash (またはWait Across Delay)がN
オプションがこの組み合わせであれば、データベースのクラッシュまたはAPリセットを次のように扱うことができます。
- アプリケーションで、何らかの関数のDBCHCLを呼び出します。
- DBCHCLからの情報を受け取る前か受け取ったあとでデータベースがクラッシュ、またはAPがリセットします。
- CLIは、戻りコードをEM_DBC_CRASH_BまたはEM_DBC_CRASH_Aとして制御をアプリケーション プログラムに戻します。
- アプリケーション プログラムで、アプリケーションにとって適切な処置をとります。
リクエストを再び実行依頼しなければならない場合には、リクエストを実行依頼する前にリクエストのコピーを保存しておきます。 トランザクションを再び実行依頼しなければならない場合には、トランザクションが複数のリクエストにまたがっていれば、そのトランザクション内の各リクエストのコピーを保存しておきます。
「通知および待機」は、端末用アプリケーションにおいて、著しく長い応答時間と、まれに起こりうるデータベースのクラッシュ、APリセットを区別するのに有効な場合があります。
アプリケーション プログラムでは、Wait Across Crashを'Y'に設定して、通知および待機の場合として続行できます。