APリセットの抑制(APRC)は、アプリケーション プログラムおよびデータベース ユーティリティを実行するAPベースのハードウェア構成で利用できる、ユーザーに透過的な機能です。APRCは、APリセットが引き金となって誘発されるデータベースの再始動を、再始動が不可欠な場合にのみ制限します。
このAPRCの実行結果の見積もりによると、APリセットにより開始されるデータベース再始動の約75%が回避されます。
APRCのインプリメント前には、現在の構成内の活動APが再設定されたときには、それがトリガーとなってデータベースが自動的に再始動されていました。
APを再設定する場合には、他のAPへの再接続が実行される際に若干の遅れが生じます。ただし、データベースの再始動に通常伴なう比較的長い遅れは生じません。