キーボードからブレーク キーを検出した場合などの状況では、アプリケーションでセッションのトランザクションを停止してアボートすることがあります。
トランザクションが「リクエストとリクエストの間」の状態(活動状態のTeradata SQLリクエストがない状態)のときは、アプリケーション プログラムで、単一のTeradata SQL文であるABORTまたはROLLBACKが入ったTeradata SQLリクエストを送ることによってそのトランザクションをアボートできます。
そのリクエストは、上で説明したように、他のTeradata SQLリクエストと同じ方法で実行依頼されます。
トランザクションがアボートされると、データベースは、トランザクション内のTeradata SQLリクエストに対して維持されていたTeradata SQL応答を破棄して、トランザクション内のすべてのTeradata SQLリクエストをクローズし、トランザクション内のTeradata SQLリクエストのすべての影響をデータベースから取り消します。