サーバーからクライアントへの転送 - Call-Level Interface Version 2

Teradata® Call-Level Interfaceバージョン2リファレンス - ワークステーション接続システム

Product
Call-Level Interface Version 2
Release Number
17.10
Published
2021年6月
Language
日本語
Last Update
2021-09-23
dita:mapPath
ja-JP/ttt1608578409164.ditamap
dita:ditavalPath
ja-JP/ttt1608578409164.ditaval
dita:id
B035-2418
Product Category
Teradata Tools and Utilities

遅延メソッドを使用して、LOBデータを含む1つ以上の行を取得するために、典型的なパーセル モードCLIアプリケーションでは次のタスクを実行する必要があります。

  1. 応答モード(resp_mode)を'M'に設定し、マルチパート標識応答モードを指定します。 その他の設定を指定した場合は、エラー条件が返されます。
  2. keep_resp = 'Y'を設定します。
  3. return_objectを'T'に設定して、トランザクション関連ロケーターを返す必要があることを指定します(または、静的ロケーターの場合は'S'を設定します)。
  4. DBCHCL(DBFIRQ)を使用してSQLリクエスト(1つ以上のSELECTを含む)を発行します。
  5. リクエストが完了したら、DBCHCL(DBFFET)を使用して、必要なパーセル シーケンスを応答セットの非LOB列とともに取得します。 LOB列にLOBデータは含まれず、LOBロケーターが含まれます。
  6. アプリケーションがこの時点でLOBの受信を行なう場合は、ステップ7に進みます。この時点でLOBを受信しない場合は、LOB以外のデータの受信を継続するか、リクエストを終了します。
  7. 前の応答で返されたLOBロケーターを使用して、SQL SELECTリクエストを発行します(例えば、USING (A BLOB AS LOCATOR) SELECT :A;)。
    このSELECTは、同一のセッションで発行する必要があります。
  8. EndMultipartRecordパーセルが受信されるまで、DBCHCL(DBFFET)を使用して、必要なパーセル シーケンスを応答セットとともに適宜取得します。
  9. DBCHCL(DBFERQ)を発行してリクエストを終了します。