Record(レコード モード) - Call-Level Interface Version 2

Teradata® Call-Level Interfaceバージョン2リファレンス - ワークステーション接続システム

Product
Call-Level Interface Version 2
Release Number
17.10
Published
2021年6月
Language
日本語
Last Update
2021-09-23
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B035-2418
Product Category
Teradata Tools and Utilities

目的

Return-statement-info 'Y'が指定されていない場合、レコード モードでは、Recordパーセル内のNULLは明示的に識別されません。

使用上の注意

Teradata SQLのSHOW TABLE文は、1つのRecordパーセルだけを返すことに注意してください。

Recordパーセル内では、テーブルの各行は、16進数の0D(10進数13)で次の行と区切られています。

このパーセルは、データベースによって生成されます。

パーセル データ

次の情報は、Recordパーセル(レコード モードの)に適用されます。

フレーバー パーセル ボディ長 パーセル ボディ フィールド
10 1~本体の最大サイズ Data:次のような構成になります。

項目1、項目2、...、項目i、...、項目n

レコード モードの場合には、ECHO文のためのRecordパーセルはゼロを含んでいません。

フィールドについての注意

Dataフィールドには、次の特性を持つ項目が入ります。
  • 項目の順序。 SELECT文内の各式が、SELECT文にリストされた順序でレコード モードのRecordパーセル内の1項目を生成します。 すなわち、レコード モードRecordパーセルのi番目の項目には、SELECT文内のi番目の式の結果が入ります。
  • 各項目のデータ型。 各式の結果のデータ型は、データ型の変換規則から得られたデータ型です。

    ある式の結果のデータ型を入手する1つの方法は、その式に対してHELP COLUMN文を使用することです。

    詳細については、<Teradata Vantage™ - SQLデータ定義言語-構文規則および例, B035-1144>のHELP COLUMN文の説明を参照してください。

    ある式の結果のデータ型を入手するもう1つの方法は、データ型の変換規則を調べることです。

    規則は、まず基本オペランドiのデータ型を調べます(CREATE TABLE文内の列、USING修飾子内の変数、式内の定数、式内の組み込み値)。

    次に、基本オペランドiに対する演算の効果を調べます(式の記述フレーズ内の明示的なデータ型の変換、式内の算術演算、式内の文字演算、および式内の関数と集合演算)。

    詳細は、<Teradata Vantage™ - データ タイプおよびリテラル, B035-1143>および<Teradata Vantage™ - SQL関数、式、および述部, B035-1145>を参照してください。

  • 各項目の長さと形式。
  • 各項目の内容は、式の結果のデータ型によって決定されたホストの内部形式で表わされます。
  • これらの各データ型に対してNULL値がとる形式については、<Teradata Vantage™ - SQLの基本, B035-1141>の「NULLの操作」を参照してください。
データベースの内部形式
Teradata SQLデータ型 データベースの内部形式
BYTEINT 8ビットの符号付き2の補数の2進数(1バイト)
SMALLINT 16ビットの符号付き2の補数の2進数、最上位バイトが最初(2バイト)
INTEGER 32ビットの符号付き4の補数の2進数、最上位バイトが最初(2バイト)
FLOAT 64ビット長の(倍精度)浮動小数点数、最上位バイトが最初、小数部の符号用に1ビット、16を基数として符号無しべき乗用に7ビット(実数+16進数40として格納される)、および符号無し小数部用に56ビット(8バイト)
DECIMAL (x, y) x桁、符号付き、右端のニブルが符号("+"は16進数のA、E、F、またはCで、"-"は16進数のBまたはD)を表わし、残りのニブルが数字(16進数の0-9)を表わすパック10進数。xが偶数であれば、残りのニブルの左にゼロが埋め込まれる((x+2)/2バイトの合計、8バイト)
CHAR (n) nバイト。n個の1バイト文字、前にシフトアウト制御文字(X'0E')、後ろにシフトイン制御文字(X'0F')を付けた(n-2)/2個の2バイト文字、またはそれらを組み合わせた最大nバイトのいずれかが続く。値が指定されていない場合、nはデフォルトで1となる。
BIGINT 9,223,372,036,854,775,808~9,223,372,036,854,775,807の符号付き2進整数値。

BIGINT値は、最下位バイトが最初にくる形式で、8バイトとして保存されます。

VARCHAR(n)

(実際の長さk、ここで0 ≤ k ≤ n)

SMALLINT(2バイト)、実際のカウントk、後ろにkバイト(k個の1バイト文字、前にシフトアウト制御文字(X'0E')、後ろにシフトイン制御文字(X'0F')を付けた(k-2)/2個の2バイト文字、またはそれらの組み合わせ(最大kバイト)のいずれか)が続く
LONG VARCHAR VARCHARと同じ(32000)
BYTE(n) nバイト、値が指定されなければ、nはデフォルトとして1になる
VARBYTE(n)

(実際の長さk、ここで0 ≤ k ≤ n)

16ビットのSMALLINT(2バイト)、実際のカウントk、後ろにkバイトが続く(k+2バイトの合計)
DATE 32ビットの符号付き2の補数の整数、最上位バイトが最初(4バイト)、DATEは次のように計算される: (年-1900)*10000+月*100+日
GRAPHIC(n) GRAPHIC(n)、n個の文字(2≤nバイト)、値が指定されなければ、nはデフォルトとして1になる
VARGRAPHIC(n)(実際の長さk、ここで0 ≤ k ≤ n) SMALLINT(2バイト)、実際のカウントk、後ろにk個の文字が続く(2+2 ≤ kバイトの合計)
LONG VARGRAPHIC VARGRAPHIC(16000)と同じ
NUMERIC DECIMALの説明を参照
REAL FLOATの説明を参照
DOUBLE PRECISION FLOATの説明を参照