DBCHFER - Call-Level Interface Version 2

Teradata® Call-Level Interfaceバージョン2リファレンス - ワークステーション接続システム

Product
Call-Level Interface Version 2
Release Number
17.10
Published
2021年6月
Language
日本語
Last Update
2021-09-23
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B035-2418
Product Category
Teradata Tools and Utilities

DBCHFERは、セッション固有のエラー情報を検索します。

このルーチンによって返される値は、報告されているエラーを検出したCLIサービス ルーチンによって返された値です。

err_code構造体に格納された値は、CLI「以下」のレベル(MTDPおよびMOSI)で発生したエラーの種類を示します。

この構造体には、以下に示す3つのエラー値が入っています。
  • e_class

    このエラー値のクラスは、エラーが発生したときにMTDPが実行していた処理のタイプを定義します。例: EC_NETWORK。

  • e_reason

    このエラー値のクラスは、MOSIで発生した現在のエラーを定義します。 例: ER_LINKDOWN。

  • e_syst

    このエラー値のクラスは、失敗したシステム コールによってエラーが発生した場合の(MOSIがe_systに格納した)errnoの値です。

パラメータ

DBCHFER (LogSessId, ErrPtr, MsgBuf)

次のような場合に当てはまります。

パラメータ 内容
LogSessId 特定のセッションのエラー情報が必要な場合にCLIによって割り当てられる、整数の論理セッション番号。
  この番号がゼロの場合には、全体にわたって発生した最後のエラーについての情報が与えられます。 この引数のサイズは、対象にしているマシンの整数のサイズです。
ErrPtr エラー コードを受け取るための構造体を指すポインタ(4バイト)。 この構造体は、次に示す形式でCOPERR.Hの中に定義されます。
struct  err_code
   { int   e_class;
     int   e_reason;
     long  e_syst;
   }

この引数はオプションであり、特定のエラー コードが必要でなければ、NULLにする必要があります。

MsgBuf エラー メッセージのテキストを受信する80バイトのテキスト領域を示す、4バイトのポインタ。

この引数はオプションで、テキストが不要の場合はNULLにしておく必要があります。