DBCAREAのセキュリティ メカニズム フィールド - Call-Level Interface Version 2

Teradata® Call-Level Interfaceバージョン2リファレンス - ワークステーション接続システム

Product
Call-Level Interface Version 2
Release Number
17.10
Published
2021年6月
Language
日本語
Last Update
2021-09-23
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B035-2418
Product Category
Teradata Tools and Utilities
DBCAREA構造体は、以下のフィールドを追加しています。
  • logmech_name
  • logmech_data_ptr
  • logmech_data_len

logmech_nameは、アプリケーションで提供され、.logmechのコマンドや文、またはログオン ダイアログ ボックスのメカニズム名リスト ボックスから得られる、8バイトのフィールドです。 同フィールドの位置は、既存のusing-data-countフィールドに続く8バイトです。 デフォルトのセッション文字セットが使用中の場合、アプリケーションは、有効なメカニズム名(シングルバイトLATIN1、左揃え、大文字と小文字を区別、ブランクを入れる)のみが引き渡され、必要に応じて変換が実行されるよう保証する必要があります。 メカニズム名は、指示されたメカニズムに対応するOIDに内部変換されます。アプリケーションはOIDの情報を把握しておく必要がありません。

logmech_data_ptrは、アプリケーションで提供され、.logdataのコマンドや文、またはログオン ダイアログ ボックスのメカニズム データ テキスト ボックスから得られる、可変長フィールド(最大65535バイト)の32/64ビットのポインタです。 logmech_data_ptrは、logmech_nameの直後となります。 32ビット インプリメンテーションでは、32ビットのlogmech_data_ptrの前に4バイトの未使用フィールドがあります。64ビット インプリメンテーションの場合、logmech_data_ptrはlogmech_name以降の8バイトすべてを占有します。

logmech_data_lenは、アプリケーションによって提供される、32ビットの符号無し整数で、メカニズムのデータ長をバイトで指定します。 位置は、logmech_data_ptrの直後です。 logmech_data_lenの最大許容値は64 KBです。

これらのフィールドは、接続時(DBCHCLのDBFCON関数が要求された場合)、または接続が遮断され、CLIで再接続が設定された場合のみ、調査されます。

関連データは、そのまま、指定したメカニズムに引き渡されます。 ユーザーの責任において、メカニズムが固有の文字セットを処理できるようにします。