使用上の注意
Using Data Pointer Arrayフィールドは、using_data_ptrエレメントの配列を指します。
using_data_ptr_arrayは、using_data_ptrと類似していますが、関連するSQLリクエストのUSING句でバインドする個別のデータ項目を指す代わりに、データ項目の配列を指します。 データベースがリクエストを受け取ると、SQLリクエストで示された文を、using_data_countで指定された回数分繰り返します。 この手法を用いると、以前は同一のSQLで、データ項目が異なるリクエストを200回実行しなければならなかったものが、1つのリクエストと200のデータ項目で、同じ処理を遂行できます。これにより、ネットワークのトラフィックが大幅に減少します。
言語 | 変数名 |
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COBOL: | DBCAREA-USING-DATA-PRT-ARRAY |
C: DBCAREA.H: | using_data_ptr_array |
ルーチン | 動作 |
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DBCHINI: | 書き込み |
DBCHCL: | 読み取り(IRQ) |
使用者 | 動作 |
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アプリケーション プログラム | 書き込み |
以下の状況では、エラー コード502が返されます。
- using_data_countとusing_data_ptrの両方が、ゼロ以外の場合
- using_data_countがゼロ以外で、using_data_ptr_arrayがゼロの場合
- using_data_ptr_arrayがゼロ以外、using_data_len_arrayがゼロで、var_len_reqが「N」に設定されている場合
エラー コード502
CLI502 BADARRAYOPS:Invalid parameter combination for array- operations. (配列操作に対して無効なパラメータの組み合わせです。)