デフォルト メカニズムの処理 - Call-Level Interface Version 2

Teradata® Call-Level Interfaceバージョン2リファレンス - ワークステーション接続システム

Product
Call-Level Interface Version 2
Release Number
17.10
Published
2021年6月
Language
日本語
Last Update
2021-09-23
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B035-2418
Product Category
Teradata Tools and Utilities

接続リクエストのたびに、ユーザーがメカニズム名を提供する必要をなくすため、デフォルトのメカニズムが代わりに用いられます。 同メカニズム名は、クライアントまたはサーバーのいずれかで提供できます。 同メカニズムは、クライアントとサーバーそれぞれの、サポートするメカニズムの一覧で表示される必要があります。 一致しない場合、デフォルトのメカニズムは使用できません。

クライアントで提供されたデフォルト メカニズムは、サーバーで提供されたものよりも優先されます。 デフォルト属性は、クライアント プラットフォームとサーバー プラットフォームの両方にある、XMLベースのメカニズム リストで指定します。

サーバーのデフォルト メカニズムは、常に提供する必要があります。 デフォルト メカニズムは、ユーザーが別のメカニズムを使用するのを妨げるものではありません(同メカニズムが、クライアントとサーバーそれぞれの、対応メカニズムの一覧にあることが条件)。

アプリケーションで提供されるメカニズム名(提供時)は、クライアントのデフォルト メカニズム(存在時)よりも優先され、クライアントのデフォルト メカニズムはサーバーのデフォルト メカニズムよりも優先されます。 すべてのケースにおいて、選択されたメカニズムは、クライアントとサーバーの正常な接続で存在する必要があります。同メカニズムが存在しない場合、エラー(CLI507)が返されます。

CLIv2は、使用されている実際のメカニズム名をDCBAREAのlogmech_nameフィールドに格納します。 DBCHCL (DBFCON)から制御が返された後、アプリケーションで使用可能となります。

メカニズムがクライアント/サーバー ベースのXML構成ファイルで、無効タグが付けられている場合、同メカニズムは無視されます(デフォルトまたはその他のメカニズム)。 サーバー側の構成ファイルには、デフォルト メカニズムを1つだけ含める必要があります。 クライアント側の構成ファイルでは、デフォルト メカニズムを含めても含めなくてもかまいません。デフォルト メカニズムを含めた場合、唯一のデフォルト メカニズムとなります。