ErrorおよびFailureパーセルへの対応 - Call-Level Interface Version 2

Teradata® Call-Level Interfaceバージョン2リファレンス - ワークステーション接続システム

Product
Call-Level Interface Version 2
Release Number
17.10
Published
2021年6月
Language
日本語
Last Update
2021-09-23
dita:mapPath
ja-JP/ttt1608578409164.ditamap
dita:ditavalPath
ja-JP/ttt1608578409164.ditaval
dita:id
B035-2418
Product Category
Teradata Tools and Utilities

Errorパーセル コードおよびFailureパーセル コードに対応するためのガイドラインについては、次のテーブルを参照してください。

コード メッセージ 処理
失敗コード2631 transaction aborted due to deadlock(トランザクションは、デッドロックのために打ち切られた) トランザクションを再び実行依頼する。
失敗コード2639 sorry, too many simultaneous transactions(同時トランザクションが多すぎる) リクエストを再び実行依頼する。
失敗コード2641 databasename.tablename was restructured (databasename.tablenameが再構築された). Resubmit transaction (トランザクションを再度実行依頼する必要がある). トランザクションを再び実行依頼する。
エラー コード2825 no record of the last request was found after DBC restart(DBCの再始動後に最後のリクエストのレコードが見つからなかった) Teradata SQLリクエストを再び実行依頼する。
エラー コード2826 request completed but all output was lost due to DBC restart(リクエストは完了したが、DBCの再始動のためにすべての出力が喪失した) 応答を入手するためにもとのTeradata SQLリクエストを再び実行依頼するかどうかは、リクエストの性質に応じて決まる。 例えば、リクエストがデータの表示であった場合には、もとのリクエストを安全に再度実行依頼できる。しかし、列の値を10倍するというリクエストを再び実行依頼した場合、実際には列の値に100が掛けられることになるので、リクエストを実行依頼し直すのは安全とはいえない。
失敗コード2827 request was aborted by user or due to statement error(リクエストは、ユーザーによって、または文のエラーが原因でアボートされた) 実行依頼し直すことに意味がない状況かもしれない。しかし再び実行依頼することが適当であれば、トランザクションを実行依頼し直す。
失敗コード2828 request was rolled back during system recovery(リクエストは、システム回復の間にロールバックされた) トランザクションは、クラッシュのために喪失した。トランザクションを再び実行依頼する。
失敗コード2835 a unique index has been invalidated; resubmit transaction(固有のインデックスが無効とされている: トランザクションを再び実行依頼する) トランザクションを再び実行依頼する。
失敗コード3111 the transaction has been timed out(トランザクションの時間切れが発生した) トランザクションを再び実行依頼する。
エラー コード3116 response buffer size is insufficient to hold one record(応答バッファの大きさは、1レコードを保持するのに不十分である) 応答バッファを大きくしてから、Fetchを実行依頼する。 このコードは、CLIに処理させる必要がある。 アプリケーションは、このコードを認識しない。
失敗コード3120 the request is aborted because of a DBC recovery(リクエストは、DBCの回復が原因でアボートされた) トランザクションを再び実行依頼する。
失敗コード3598 concurrent change conflict on database -- try again(データベースに対する同時変更が矛盾する - 再び試みる必要がある) トランザクションを再び実行依頼する。
失敗コード3603 concurrent change conflict on table -- try again(テーブルに対する同時変更が矛盾する - 再び試みる必要がある) トランザクションを再び実行依頼する。
失敗コード3897 request aborted due to DBC system crash. Resubmit (リクエストは、DBCシステム クラッシュのためにアボートされた。)再び実行依頼する必要がある トランザクションを再び実行依頼する。

上記以外のコードが現われた場合には、プログラムを停止し、問題を調べてください。

有効なコードの正式なリストについては、<Teradata Vantage™ - Databaseメッセージ, B035-1096>を参照してください。