アプリケーションの実行中にデータベースがクラッシュすると、次のようになります。
- データベースのセッションおよびセッションIDは保存され、引き続き使用できる。
- 未処理のデータベースのトランザクションはすべてアボートされ、関係するすべてのデータベースは、それらのトランザクションがまだ開始されていなかったときの状態にロールバックされる。
- 完了していないリクエストはすべてアボートされ、そのリクエストが実行した処理はロールバックされます。
- データベース上のスプール ファイルは、完了したリクエスト用に保存してあるものも含めて、すべて破棄される。
- クラッシュ/回復が発生する前に応答を待っていたアプリケーションは、通知を受ける。
- クラッシュおよび回復処理の間にリクエストを実行依頼したアプリケーションは、通知を受けることがある。
- アプリケーションが、クラッシュ/回復処理によってアボートされたTeradata SQLリクエストに対して後でabort(アボート)、fetch(取り出し)、rewind(巻き戻し)、またはend request(リクエスト終了)関数を使用した場合、またはクラッシュが発生したときに進行中であったために回復処理によってアボートされたトランザクション内のリクエストを後で新規に実行依頼した場合には、アプリケーションは通知を受ける。
- ログオフ リクエスト時に再始動が生ずる場合には、CLIは自動的にリクエストを再発行します。