DBCACNXフィールド - Call-Level Interface Version 2

Teradata® Call-Level Interfaceバージョン2リファレンス - ワークステーション接続システム

Product
Call-Level Interface Version 2
Release Number
17.10
Published
2021年6月
Language
日本語
Last Update
2021-09-23
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dita:ditavalPath
ja-JP/ttt1608578409164.ditaval
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B035-2418
Product Category
Teradata Tools and Utilities
DBCACNXは、次の2つの論理セクションから構成されます。
  • ヘッダー
  • 要素

常に1つのヘッダーが存在し、後ろに1つ以上のエレメントが続きます。 データがエレメントに関連付けられている場合、エレメントと共に含めることも、エレメントで指定することもできます。 複数の拡張部分を相互に連鎖できます。

ヘッダー

Levelを2に設定する必要があります。



DBCACNX構造体は、上記の形式でdbcacnx.hファイル内に定義されています。

Levelが2に設定されている場合のDBCACNX Elementフィールド



'D8XCELEM'と'D8XCED'の構造体は、上記の形式でdbcacnx.hファイル内に定義されています。

以下の節では、各フィールドについてアルファベット順に説明します。

Data-length

Data-lengthは4バイトの符号無し整数値フィールドで、ここにデータの長さが表示されます。 このタイプに関連付けられるデータがない場合には、フィールドはゼロになります。

構造 メンバー名
D8XCED d8xcedLn

Data-pointer

Data-pointerは4バイトのフィールドで、ここにデータのポインタが表示されます。 このタイプに関連付けられているデータがない場合、またはデータがエレメントに含まれている場合には、フィールドはゼロまたはNULLになります。

構造 メンバー名
D8XCED d8xcedPt

Data-type

Data-typeは2バイトの符号無し整数値フィールドで、ここにデータ型が表示されます。

構造 メンバー名
D8XCED d8xcedTy
以下の型がサポートされています。
  • 1: クライアント ユーザーID(ニーモニックDBXCEDTU)
  • 2: クライアント パスワード(ニーモニックDBXCEDTP)
  • 3: クライアント ドメイン(ニーモニックDBXCEDTD)

Element-length

Element-lengthは2バイトの符号無し整数値フィールドで、ここにエレメントの長さが表示されます。

構造 メンバー名
D8XCELEM d8xceLen

Element-type

Element-typeは2バイトの符号無し整数値フィールドで、ここにエレメントの型が表示されます。 現在、エレメントの型は0型のデータ エレメントの1つしかありません。

構造 メンバー名
D8XCELEM d8xceTyp

Eyecatcher

Eyecatcherは4バイトのフィールドで、ここにASCII文字'CNX'を入れる必要があります。

構造 メンバー名
D8CACNX d8xcId

Length

Lengthは4バイトの符号無し整数値フィールドで、ここに拡張部分全体の長さが表示されます。 長さには、ヘッダー フィールド、すべてのエレメントのフィールド、エレメントのすべてのインライン データが含まれます。

構造 メンバー名
D8CACNX d8xcLen

Level

Levelフィールドは、拡張部分の形式を指定します。

現在のLevelは2です。 新規開発では、Level2形式だけを使用する必要があります。 Level1形式は推奨されません。

構造 メンバー名
D8CACNX d8xcLvl

Next-pointer

Next-pointerは、4バイト(32ビット)または8バイト(64ビット)のフィールドで、ここに次のConnect拡張部分が入れられます。 他のConnect拡張部分が存在しない場合、フィールドはゼロまたはNULLになります。

構造 メンバー名
D8CACNX d8xcNext